~ 一盌からピースフルネスを ~

稽古案内

 裏千家の茶道入門者に対し、はじめに入門の割り稽古、盆略点前、基本動作を教えます。

 入門が一通り終わると小習に移ります。これは茶道の常識を養う最も必要な課目です。小習事全般にわたって充分修得できると四ヶ伝に移り、稽古の仕上げに茶事に入ります。茶事は一碗のために、さらに究極のもてなしを行うフルコースです。茶道の修得において、茶事は根幹になるものであり、茶道精神の集大成ともいえます。亭主は客人に一期一会のもてなしに心をつくす、一座建立の意味をもちます。

 

 

2019年6・7・8月の稽古予定及び時間

曜日   時間  場所
毎週火曜日 AM 10:00 – 12:00 茶室「伯栄庵」
  PM 14:00 – 16:00     〃
  18:00 – 20:00     〃
毎週水曜日 PM 14:00 – 16:00 大志万学院
毎週金曜日 AM 10:00 – 12:00 茶室「伯栄庵」
  PM 14:00 – 16:00     〃
毎週土曜日 AM 10:00 – 12:00 サンパウロ大学 日本文化研究所
日曜日 AM 10:00 – 12:00 茶室「伯栄庵」 ※月二回稽古
6月9、23日   
7月14日

 

5月    3日 入子点        続き薄茶
  7、10日 包帛紗 大津袋    行之行台子
  14、17日 中置         薄茶  濃茶
  21、24日 五行棚        真之行台子
  28、31日 流し点        大円之真
6月 4、7日 炉 薄茶点前
  11、14日 炉 濃茶点前
  18、21日 炉 貴人点      薄茶 濃茶 
     日本祭り稽古
  25、28日 炉 茶入荘      唐物
     日本祭り稽古
7月 2、5日 茶碗荘    台天目   日本祭稽古
   12日 茶杓荘    盆点
  16日 茶筅荘        茶通箱
8月 6、9日 台子薄茶       入子点
  13、16日 台子濃茶       包帛紗 大津袋
  20、23日 台目切 薄茶 濃茶  和巾
  27、30日 長緒         行之行台子

7月17日~8月5日 冬休み

 


 

台子について
台子とは棚物の一種で長方形の天板、地板の二枚と四本の柱で構成される。
天板には茶器、地板には風炉釜・水指・杓立・建水などを飾る。
由来は、南浦紹明が13世紀に宋より持ち帰ったものという説と、室町時代に将軍家の御殿にあった茶湯所(点茶用の部屋で、ここで点てられた茶が、客間へ運び出された)の茶湯棚が小型化されたものという説がある。
花月之式について
花月之式は五人一組で催します。まず花月札を回し、花の札を引いた者は点前、月を引いた者は茶を飲みます。薄茶四服点ての平花月を基礎に炭付、濃茶付、香付、壺荘付などの多様な付物花月があります。
花月は札によって順序、役割が決定されるので幾つものパターンがあり、花月百遍朧月(百遍稽古しても、おぼろげにしか理解できないの意)と言われている。
茶カブキについて
この茶カブキ之式は室町時代に行われていた闘茶(お茶を飲み比べ、勝負を競う茶会)が淵源とされています。まず二種の試み茶を喫し、続いて三種の濃茶を飲み、聞き当てます。無学宗衍はこの七事式に「古に今に舌頭を截断して始めて真味を知る可し」との偈頌を添えています。苦い、甘い、熱いなどの味覚の判断を截ち切ったところに本当の味があるというものです。
炉について
茶の湯は、本来は台子と風炉によるのが正式です。15世紀頃風炉の座に畳を切り込んで炉による新しい茶法が工夫された。
炉の茶=草庵茶とされ、草庵茶はわびの理念を基礎に出発しました。
炉はわび茶の設備です。その後、炉と風炉は季節とともに使い分けられる慣わしができました。
茶の湯・茶道のいわれ
茶の湯という言葉は奠茶奠湯(てんちゃてんとう)からきています。
仏に茶、湯を供えることです。
茶道は石田梅岩(1685~1744)の石門心学の諸行即修行の影響を受け「道」をつけ、倫理道徳を強調することが18世紀に始まりました。
生活の向上により、広汎な普及、大衆化が要因と考えられます。