柄杓にて白湯と水とを汲むときは 汲むと思はじ持つと思はじ
2022年3月

白湯であろうと水であろうと手先で汲むのではなく、心で汲めということです。手先で汲まず心で汲めば柄杓の合が自然と回転します。
心がこもらない人はゴボっと入れるでしょう….
千利休が和歌の形を借りて、茶道の精神、点前作法の心得などを初心の人にもわかりやすく記憶しやすいように三十一文字にまとめたもの。
2022年3月
白湯であろうと水であろうと手先で汲むのではなく、心で汲めということです。手先で汲まず心で汲めば柄杓の合が自然と回転します。
心がこもらない人はゴボっと入れるでしょう….
2021年12月
姥口釜は口造りが釜の肩より内側に落ち込んでいる形状の釜です。歯の抜けた老女の口に似ているところから名づけられた釜の名称です….
続きを読む2021年9月
炉のときの釜の据え方を教えています。囲炉裡縁とは炉縁(ろぶち)のことです。….
続きを読む2021年6月
茶の湯というのはお茶を差し上げるということです。
お客様においしく召し上がっていただくために亭主が心をこめてお茶を点てます…
2021年3月
お点前をする上で大切なことの一つは道具の位置の決定です。
道具の位置をきちんと決めておかなければ順序が伴っていきません。
道具を置く位置はきちんと覚えましょう…
2020年12月
この歌は、柄杓で湯を入れるときは、あけるものの器の中央に柄杓の合を置き、柄杓を持っている手は、ひじから動かしましょうという教えです…
続きを読む2020年9月
この歌は、濃茶のときは点前の上手下手にこだわらずに、いかにお客さまにおいしく濃茶を召し上がっていただけるか、服加減に専念しなさいという教えです…
続きを読む2020年6月
この歌は、使う方の手に全身全霊をこめるのではなく、使っていない方の手にも必ず心を置くようにという教えです…
続きを読む2020年3月
茶道には濃茶、薄茶、炭手前というものがあります。この歌のテーマは、炭手前というのは何のためにあるかということです…
続きを読む2019年12月
茶道には濃茶、薄茶、炭手前というものがあります。この歌のテーマは、炭手前というのは何のためにあるかということです…
続きを読む2019年10月
大海というのは茶入の一種で、その名前は大振りで口の広いところから名づけられました。大指というのは親指のことを示します…
続きを読む2019年6月
肩衝の茶入を清めるときは、中次のときと同じように底に手をかけてはいけないという事です…
続きを読む2018年12月
この歌は、風炉の柄杓の扱いがテーマです。三つの心得の一は、湯や水を汲むときは、十分目まで汲まずに、九分目くらいまで汲むようにします…
続きを読む2018年10月
ひと点前中、体の構えも、柄杓の構えも、茶杓、茶筅、茶入の取り扱いも、最初に柄杓を蓋置の上にカツンと音をさせて引いたときから、最後に柄杓を蓋置に引くまで、無我夢中になる必要があります…
続きを読む2018年8月
茶入から茶を茶碗にいれるとき、初めに三杓すくい入れて、あとは回し出しにすることは習いの通りですが、ただ三杓あれば良い、というのではありません。そのすくい方に、「初中後(しょちゅうご)」があり…
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