~ 一盌からピースフルネスを ~

日本人と四季、年中行事、しきたり

正月

2017年1月

正月は、各歴の年初めのこと。旧年が無事に終わった事と、新年を祝う行事。元旦に年神様(としがみさま)という新年の神様が、一年の幸福をもたらすために、各家庭に降臨するとされています…

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2017年1月

世界的に見て、手で食事をする民族は多い。箸を使って食事をする民族は、多いとはいえないが、中国で生まれたいわれる箸の歴史は古い。日本の箸の歴史は、『魏志倭人伝』(三世紀末書かれた中国の歴史書)や『古事記』(八世紀に書かれた日本最古の歴史書)の中に箸が登場する…

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恵比須講

2016年10月

 江戸時代から受け継がれている、民間の年中行事のひとつです。
 恵比須は、一般的には、狩衣姿で、烏帽子をかぶり、右手に釣り竿、左手に鯛を、持ったかっこうをしています。
 日本人になじみの深い〝七福神”の中で、福の神として知られている恵比須だけは、日本の神様です…

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お盆

2016年8月

祖先の霊を祀る日本独特の行事で、日本古来の祖霊信仰と仏教が融合した行事です。仏教行事の『盂蘭盆会』の省略形として「盆」「お盆」とよばれます…

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北枕

2016年8月

 北側に枕を置いて、頭をのせ、足先を南に向けて横になることを、北枕という。北枕は、縁起が悪いとされているが、【由来】は、仏教の祖である釈迦が、入滅の際、北の方角へ頭を、置いて横になったその姿を“頭北面西右脇”(ずほくめんさいうきょう)というが、ここから来ている…

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夏越の祓(なごしのはらえ)

2016年6月

 大祓“おおはらえ”といって、毎年6月と12月の晦日(みそか)に行われる、自分の穢れを落とす行事があります。1300年前の天武天皇の時代に恒例となりました…

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2016年6月

 塩とは、無色正六面体の塩化ナトリウムを主成分とした物質の結晶です。
 世界的には、岩塩、天日製塩で産出されます。
 日本では古来独特の塩田法で海水を濃縮し、釜で煮つめて製塩を行っていましたが、1948年以降塩田を廃止し、イオン交換膜法製塩が行われていました…

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花見

2016年4月

 日本人は、花見によって 春の訪れを実感する国民です。

 桜の木には、神様が宿り、満開の桜に触れれば、健康になれると言われてきました。桜の花粉の中のリンと硫黄を吸収すると、疲労物質が消えるという…

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五円玉・干支

2016年4月

干支ストラップ

五円玉

 ご縁と五円が語呂が同じということで、願い事をする賽銭箱に入れたり、お金のご縁があるように財布に入れたりします。
 又、穴があいているので見通しがよい、将来性があるようにと、カバンにしのばせたりします…

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節分

2016年2月

 節分(せっぶん、せちぶん)とは「季節を分ける」ことを、意味しています。
 節の始まりの日【立春、立夏、立秋、立冬】の前日のこと。しかし現代では立春の前日(2月3、4日頃)のみをいうようになりました。

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おみくじ

2016年2月

 「くじ」に敬称の「お」と「み」をつけたのが、「御神籤」です。
 おみくじとは、神社、仏閣で吉凶を占うために引く「くじ」のことです。

 古代において国の祭政に関する重要な事項や後継者を選ぶ際に、神の意志を占うために、くじ引きをすることがあり…

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お辞儀

2015年11月

 日本人は、友人や知人に対してお辞儀をして挨拶をします。ふだん何気なく行っていますが、東洋、西洋によってこの習慣は違います…

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七五三

2015年11月

 三歳になった男女、五歳の男の子、七歳の女の子が、11月15日にお宮参りをし、子供の成長を祝う行事が七五三。この行事は、子供の健康と成長を願う風習で、子供は晴れ着に身を包み、千歳飴(ちとせあめ)を持って….

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重陽(ちょうよう)

2015年9月

 九月九日のことで、重陽節供(ちょうようのせっく)ともいい、九の重なった日で重九(じゅうく)とも呼ばれた。「九」という陽の数が重なることから、中国では、奇数を陽の数として、陽の極である9が重なる、九月九日は、大変めでたい日とされた…

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拍手(はくしゅ、かしわで)

2015年9月

 拍手とは、掌と掌を合わせて音を出すこと。
 音を出す理由は、感謝や喜びを表すためであり(はくしゅ)、願いをかなえるために、神を呼び出し、邪気を祓うためは、(かしわで)である…

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