クリチーバ活動記録 – 2026年3月
クリチーバの茶室では、月に二度の稽古を重ねながら、季節の微かな移ろいに耳を澄ませています。
3月は、夏の終わりと秋の気配が交わる、繊細な趣を感じるひと月となりました。
3月6日・7日
強い日差しと厳しい暑さが続き、なお夏の気配が色濃く残る頃でした。
そのため、涼を感じさせる葉蓋点前を行いました。
また、桑小卓薄茶点前では、ガラス製の小さな容器を薄茶器として見立てて用い、場にほのかな涼感を添えました。
その透明感が、暑さをやわらかく和らげるかのように感じられました。
初心者の生徒たちは、引き続き盆略点前の稽古を重ねています。

3月15日
この日は趣向を変え、和菓子のワークショップを行いました。
小豆餡、羊羹、錦玉羹を作り、最後に桜の花をテーマにした和菓子を仕上げました。

3月20日・21日
秋分を迎え、季節は静かに移ろい始めます。
この変化に合わせ、客の方に風炉の位置を少し移し、中置点前の稽古に入りました。

今この瞬間と、季節のかすかな移ろいを大切にしながら、これからも静かに茶の道を歩んでまいります。
ヴィニシウス・モンフェルナッティ
2026年5月




