~ 一盌からピースフルネスを ~

聖週間

キリストのエルサレム入城

 聖週間は、イエスキリストの受難、死と復活を記念するカトリック教の伝統的な行事を指します。キリストがエルサレムに入城した際を思い起こす「枝の主日」(受難の主日)から、復活祭までの一週間です。

 カーニバルが終わってから、四旬節の典礼の時期が始まり、40日間の斎戒、そして、動物の肉類を断食し、慈善と祈りを実施します。

 「灰の水曜日」のミサ(四旬節の始まり)で、司祭は灰を祝福し、信者の額につける(十字のマークをする)儀式を行います。これは前年の「枝の主日」に祝福されたヤシの葉の灰です。この灰は謙虚を象徴し教徒に死と源を想起させます。

枝の主日

 「枝の主日」、つまり復活祭の前の日曜日に、信者はそれぞれ祝福された枝を持ち行列をします。その枝(パーム)は家を火災から守ってくれるとされ、多くの信者はそれを家へ持ち帰ります。

 聖木曜日に四旬節は終わります。この日、教会ではイエスと弟子たちの最後の晩餐にならい、「洗足の儀式」も行います。

 聖金曜日はイエスが十字架にかかられた日(受難日)で、信者は肉を断ちます。現代は個人差があるが、灰の水曜日から復活祭の日までが、肉を食べない期間です。

 聖土曜日(栄光の土曜日)のミサ(復活徹夜祭)には光なるキリストを意味する復活の大ろうそくを掲げた助祭が入堂します。

 聖日曜日には復活の主日の礼拝が盛大に執り行われ聖週間は終わります。

 聖週間の儀式はブラジル各地で行われますが、ミナス州オウロ・プレット市で催される祝祭は伝統的なものとして知られています。聖土曜日の朝が明ける前に、町の通りはきれいに飾られます。手作業で丁寧に並べられた、花と、おがくずの絨毯(長さ2km)が歴史都市の斜面を飾り、カトリック教会の代表者や信者そして、観光客の復活行進の道となります。

マリャソン・デ・ジュダス (ユダへの嘲り)

 「マリャソン・デ・ジュダス」(ユダへの嘲り)は「栄光の土曜日」にユダ(イエスを裏切ったユダ)をかたどった布の人形に苦痛を与える民間祭りです。想像力の高いブラジルの人々は、悪徳政治家やデング熱を媒介する蚊の人形等も使います。

2018年3月

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