セラードの悠久を憩う茶会
藤本和治 - 40年間慣れ親しんだサンパウロから首都ブラジリアに移って、もうすぐ3年を迎えようとしています。ブラジリアの気候は、乾季(4月~9月)と雨季(10月~3月)に分かれていて、昨年は乾季の間、120日以上も雨が無く、サンパウロとの気候の違いに驚きました。しかし、10月に入ると、乾季の終わりを告げる待望の雨が降り、乾ききった大地を潤してくれます…
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藤本和治 - 40年間慣れ親しんだサンパウロから首都ブラジリアに移って、もうすぐ3年を迎えようとしています。ブラジリアの気候は、乾季(4月~9月)と雨季(10月~3月)に分かれていて、昨年は乾季の間、120日以上も雨が無く、サンパウロとの気候の違いに驚きました。しかし、10月に入ると、乾季の終わりを告げる待望の雨が降り、乾ききった大地を潤してくれます…
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永江ハヤコ・ヴェロニカ - 現在コロナウイルス禍の為、ブラジル人の日常生活だけでなく世界中の人々の生活が大きく変わりました。多数の感染症や死亡、失業で多くの家族が失望して大変だと思います。私は、毎日の祈りの中でその人達の苦しみを神にお委ねしています。祈りは神と直接繋がっていてそれだけの力を持っていると信じています…
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広瀬純子(宗純) - 裏千家の皆様,今日は!このコロナウイルスパンデミアの社会的距離は、私たちが家に留まり、考えることを余儀なくさせます。このような時、Berthaさんから毎週おくられてきます『茶の湯質問箱は心の支えになり、勉強になっています。なにか書きませんかと、林宗円先生に言われ、裏千家今日庵で過ごしたやく一年間の大切な思い出が浮かんでくるまま、ここに書いています…
続きを読む2020年9月
この歌は、濃茶のときは点前の上手下手にこだわらずに、いかにお客さまにおいしく濃茶を召し上がっていただけるか、服加減に専念しなさいという教えです…
続きを読む2020年9月
日本の桜の開花の季節は、三月、四月。アメリカのワシントンDCは、五月。ブラジルは、七月、八月。地域や、緯度によって異なるが、日本人ほど、桜の花を愛する民族はいない。それが民族の個性なのだろうか…
続きを読む2020年9月
漢字・漢和・語源辞典によると、音読みは、キュウ、クと読み、訓読みは、ここの、ここの(つ)、と読みます…
続きを読む2020年8月
水屋の棚に、必要な茶道具を使いやすいように整頓して置くことを水屋荘りといいます。今日では、一定の決まりができ、①水に関するものは下に ②火に関するものは上に ③大きいもの、席中で使わないもの、使用頻度の低いものは上に、というように分けて置きます…
続きを読む2020年8月
茶道を習っていると、普段のお稽古やお茶会などで着物を着る機会があります。
ここでは男性が着物を着る際の、衿元や履物など身だしなみや小物使いの基本的なルールをご紹介しましょう。ある程度のマナーを心得ておけば、心配することなく、茶席でのひとときを心から楽しめることでしょう…
2020年8月
今回の文様のテーマは「雲」です。
ブラジルは冬ですが、日本の季節は真夏。入道雲をみて夏らしさを感じる方も多いのではないでしょうか。天候により様々な姿形へ変化し、穏やかであり荒々しくもある雲は昔の人々にとって吉凶を占う対象となっていました…
2020年6月
この歌は、使う方の手に全身全霊をこめるのではなく、使っていない方の手にも必ず心を置くようにという教えです…
続きを読む2020年6月
雨水(うすい)とは、空から降るものが、雪から雨に変わり、雪が溶け始めるころをいう。水がぬるみ、草木が芽生える頃で、昔から農耕の目安とされてきた…
続きを読む2020年6月
漢字・漢和・語源辞典によると、音読みは、ハチ、ハツと読み、訓読みは、や、や(つ)、やっ(つ)、よう、と読みます…
続きを読む2020年5月
水屋とは、水谷とも書き、茶室に付属している一般家庭の台所にあたるものです。点前に必要な道具を並べて置き、点前の準備や後始末をする場所です…
続きを読む2020年5月
今回の文様のテーマは「唐草」です。唐草文様とは、蔓性の植物が絡み合い、うねるような曲線状で描かれた文様の総称です。蔓と共に他の植物や動物が一緒に描かれることも多いです…
続きを読む2020年5月
前回に続き、今回は茶席での女性の着物についてお話ししましょう。女性の着物には、訪問着、付け下げ、色無地、小紋など、様々な種類があります。その中でも、茶席にふさわしいのはどのような装いでしょうか。ここでは基本的なルールや決まり事をご紹介します…
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